不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち【紹介・感想】

書評

読者の皆さんの中には人間関係に悩まされたことはありませんか?

「うーん・・・この人、自分とタイプが全く違う人で何考えているかわからない・・・」「あれ?この人、気の合う人だと思ったけど、こんな感じ方するんだ!」等、自分との違いや自分と似てる人でも違和感を感じる、なんていう経験があるのではないでしょうか?

こちらの記事ではそんな人間関係の悩みを抱えた方向けに、家族構成という切り口で一人っ子から始まり、末っ子までのタイプ分けで人を分析した本を紹介していきます!

この記事を読み終わった後には「あの人、こんな考え方だからああいったのかな!」「この人はあの記事によるとこんなタイプだからこう接しよう!」など人によって接し方を変えることができ、人間関係の悩みが楽になるヒントを得られるでしょう。

加えて、筆者の心を揺さぶられたところ(エモかったところ)も紹介します。

本記事では紹介しきれず、また、とても面白いので、ぜひ本を手に取っていただくことをお勧めします!

それでは紹介していきましょう!

兄弟別タイプ紹介

読者の皆さんの生まれた環境はきっと千差万別でしょう。

しかし、兄弟がいる・いないはどちらかに当てはまるはずです

また、「私は長女です!」「僕は真ん中です!」「俺は末っ子!」といずれかのタイプに分けられるのではないでしょうか?

この記事で紹介する本はこれらのいずれもタイプごとに分析した本になります。

今回の記事では長子、末っ子、中間子、一人っ子の順で各属性ごとにどんな人柄なのかを紹介していきたいと思います。

長子(長男・長女)

責任感と自尊心の強い生まれながらの「王様」

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

  • 小さい頃から弟や妹の面倒を見てきた長子は大人になっても自然と周りの面倒を見れます。時には周りから「おせっかい」「大きなお世話」と捉えられることもありますが、自然と周りの面倒を見れるため、リーダーになれる責任感を持っています。そのため自分がやった方が早い・良い病にかかっていて人に任せられない、という特徴もあるのです。
  • 親にとってはなんといっても初めての子供のため、子育ての理想に燃え、かなりの熱量を燃やします。こちらの本によると、実際多くの親が「結局、一番目の子が一番かわいい」と言うそうです。そのため、長子にもそういった自負があるらしく、自己肯定感が強いのが特徴。
  • 小さい頃には弟や妹から「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と慕われ、前述のように親からは愛されてきたため家庭内における王様、みたいなポジションにあります。そのため、人の顔色を伺わず、鷹揚でぼーっとしているところがあるみたいです。また、王様なためか、無意識のうちに他人に対し、横柄な態度を取り、支配し、コントロールしようとするところがあります。

末子

ノリと愛嬌でしたたかに人生を謳歌する「アイドル」

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用
  • 末子は家庭内における「アイドル」的存在。小さい頃はもちろん、大人になっても家族みんなに可愛がられる存在です。  親にとって一人目である長子には教育熱を入れすぎたのかもしれない・・・そう思った親は末子ぐらいはチヤホヤして可愛がりたい、と孫やペットを愛でるようにかわいがります。そのため、末子本人も幼く振る舞った方が周りも喜ぶのではないかとサービス精神を発揮。皆を笑顔にしようというサービス精神と、揉め事を避け、ノリや雰囲気を大事にするという社交性が自然と身に付いていくのです。
  • また、末子にはしたたかで容量が良く世渡り上手という一面もあります。           長子というお手本が生まれながらにあり、長子が誉められているときは真似して、怒られているときは反面教師にして親の歓心を買うようです。このように器用かつ容量が良い末子は大人になってからもなんでも器用にこなし、無駄を嫌い、損得勘定がしっかりしています。それ故にずる賢いという印象を与えてしまうこともあるようです。
  • 末子の三つ目の特徴は他力本願。いつも面倒ごとは親や兄や姉である長子が引き受けてくれてました。一方、自分はいつでもおこぼれ、おさがり。自分がしゃしゃり出ても良いことはないし、結果がどうあれ文句を言わない。そんなラッキーと諦め、達観を兼ね備えて末子は生きています。責任感たっぷりでピリピリしている長子を横目に毎日楽しく生きる吟遊詩人、が末子の人生です。

中間子

繊細で複雑で感受性の高い「永遠の思春期」

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用
  • 中間子を表す一言といえば「思春期」になります。他人から見た自分、周囲の人間関係、些細な言動に一喜一憂してはクヨクヨ。長子と末子の間ながら、そのどちらでもない中間子は常に自分のポジション、キャラクターを模索します。そのため、周囲の状況や思惑を常に気にする傾向が。人付き合いに関してはその観察力を活かし、誰とでもそこそこ付き合える、なんていう長所もあります。
  • また、弟、妹でありながら兄、姉でもある中間子はさながら職場の中間管理職のよう。兄姉と一緒の時は「下」の役割を。弟妹と一緒の時は「上」の役割を担ってきた中間子は中間管理職的な立場が得意。前述の通り、常に周りと相手の気持ちを察し、場の空気も読めるため、交渉や調整の場面では手腕を発揮します。
  • 中間子の三つ目の特徴としては、「目立ちたがり屋」「いつも私だけ割を食っているという被害意識」があげられます。家族でいる時、中間子は親から相手にしてもらえない傾向が。親が熱心に接する長子とペット孫のように可愛がる末子の存在があるからです。そのため、ちょっとしたチャンスを狙っては「私もね・・・・!」と割ってはいるべく努力をしています。また、前述のように周りや相手の気持ちをよく考える中間子は時としてそれがあだとなってしまうことが。「お下がりばかりで嫌だった。」と嘆く中間子。しかし、親に事実確認をすると、「そんなことはない。」という結果が。人の気持ちを考えすぎることで一長一短持ち合わせているのが中間子になります。

一人っ子

人間関係オンチでマイペースな「帰国女子」

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

  • 一人っ子を一言で言えば、「帰国子女」です。これまでの兄弟・姉妹がいるグループとは全く異なる価値観を持って大人になります。言うなれば、「兄弟・姉妹がいる人たちの国」に迷い込んだ帰国子女のよう、というわけです。兄弟・姉妹がいないため、親の財布、理解、愛情を独り占め。そのため自分の興味関心のあることに没頭し、自由な発想とユニークなセンスで周囲を驚かせます。
  • 前述のように親からの全て(財布、理解、愛情)を独り占めしているため、自己肯定感がとても強いです。そのため、自分独自のルールに基づいて行動。世間から見れば非常識なことであっても気にせず、我が道をいく図太い感覚の持ち主。
  • 三つ目の特徴としては人間関係オンチ。小さい頃から親の全てを受け取り、濃密な関係を築く一方、兄弟・姉妹という社会で育たなかったため、人との距離の取り方が良くも悪くも独特。自分の納得した相手なら深く付き合える一方、相手の感情や細かなニュアンスが掴めず、誤解したりされたり。何かとトラブルになりがち。

兄弟別相性・付き合い方

「兄弟ごとにどんな特徴があるかはわかった!だけど長男のあの人との自分の相性ってどうなんだろう?どういう付き合い方をすれば良いんだろう?」というあなた! 

こちらでは兄弟別に相性・付き合い方を紹介していきます。                    こちらの内容を読んで頂ければ、きっと気になるあの人との付き合い方がわかるでしょう。

長子

相性

長子末子中間子一人っ子
仕事
結婚
恋愛△ ×
友達××
不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

長子にとって一番相性が良いのは同じ長子。また、親からの愛情を熱烈に受け取っている一人っ子とも真面目、という軸から気が合います。仕事という側面で言えば責任感、リーダーシップを発揮する長子と、言われたことはやる、という他力本願の末子で相性が良いです。中間子とは似て非なるタイプ。鷹揚で人の気持ちに鈍感な長子と常に周りの人の気持ちを気にする中間子とは何かと衝突しそうです。

付き合い方

「親しき仲にも礼儀あり」を忘れずに。”きちんと”お礼を伝えましょう

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

長子との付き合いにおけるキーワードは「親しき仲にも礼儀あり」。 

親から一番に愛情を受け取り、その熱烈な教育を受けてきた長子は責任感に溢れています。そのため何事にもちゃんとしたいという思いを持っており、相手にもちゃんとしてほしいという思いがあるようです。        

面倒見が良く、リーダーシップを発揮するという長所がある一方、何かをしてあげてお礼がないと態度が豹変。 

                                             その背景には親から「他人に何かを頼み、お世話になったらしっかりお礼を言うべき」と、ちゃんと常識を教育されています。このように長子にはルールや原則を重んじる傾向にあるようです。                     

また、長子はいじられるのが大嫌い。前述のように親から多大な愛情を受け取り、期待にも応え、末子や中間子に対してリーダーシップを発揮してきた長子は誇り高くプライドが高いです。周囲が愛情表現として長子をいじっても「馬鹿にしてるのか!」と怒りかねないので、長子には多少他人行儀で礼儀正しく接した方が良いでしょう。

末子

相性

長子末子中間子一人っ子
仕事×
結婚
恋愛
友達××
不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

末子にとって最も相性が良いのは同じく末子。

また、面倒見がよくて相手のことを気にする中間子とも相性が良いです。

長子とは仕事面においてはリーダーシップを発揮する長子と、言われたことは文句を言わずになんでもこなす末子で相性が良いかもしれません。

しかし、我が道をいき、時に周囲から見て非常識ともとれる一人っ子とは、ムードメーカーで周囲の和を大事にする末子では相性が悪いです。

付き合い方

平和主義者だが損得勘定に敏感で、意外にがんこ。交換条件を出してドライに交渉すべし

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

末子との付き合いで大事なキーワードは「圧倒的平和主義」。

小さい頃から家族におけるアイドル、ムードメーカーとして過ごしてきた末子は家族からチヤホヤされてきたおかげで代わりに周囲を喜ばせてあげようというサービス精神があります。そのため、揉め事を避けて声を荒げたりすることはしません。

一方で親や兄弟、姉妹から甘やかされてきたため、他人がなんとかしてくれるだろうと他力本願で愛嬌やノリで乗り切ろうとするところがあります。

周囲の機嫌をとり、容量が良く、世渡り上手な末子は損得勘定に敏感です。

彼らを動かそうと思ったら、交換条件をちらつかせて交渉するのが良いでしょう。

中間子

相性

長子末子中間子一人っ子
仕事
結婚
恋愛×
友達××
不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

長子、末子と同じく最も相性が良いのは同じ中間子。人一倍周りのことを気にかける中間子は我慢を重ねてストレスを溜めます。そのため人の気持ちに疎く、時には強引なリーダーシップでリードする長子とは相性があまり良くないかもしれません。逆に明るく言うことを聞く末子の方が兄、姉としての面倒見の良さを発揮して、やりやすいです。また、常に思春期な中間子にとって一人っ子は天真爛漫で心惹かれるところがあるのかもしれません。

付き合い方

人当たりはよいが、内面は実に複雑で繊細。相手を尊重し、味方になることがカギ

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

中間子は実に複雑で繊細。相手をいかに尊重できるかが中間子との付き合い方になります。

周囲の反応や感情に敏感な中間子はその分、気配り上手で人付き合いが上手いです。誰とでも仲良くできる一方、中間子の心の中では実は心を開いていなかったり、些細なことで傷ついてたりします。繊細で複雑な感性を持ち合わせているため、尊重されれば、尊重される分だけ相手を尊重します。

また、小さい頃には親にとって愛情のエアポケット。一番に愛情、関心を受け取った長子とペットのように愛でられた末子がいて自分は見向きもしてもらえません。その分、周囲の関心を買いたい、と言う目立ちたがりやな側面もあります。以上のことから、ちゃんと中間子のことを尊重すれば、誰とでも付き合うことができ、周囲の反応に敏感な彼ら、彼女らを味方につければ言うことなしでしょう。

一人っ子

相性

長子末子中間子一人っ子
仕事×
結婚
恋愛
友達××
不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

他の兄弟、姉妹と同じく最も相性が良いのが同じ一人っ子。同じ真面目と言う軸がある長子とんともうまくいきそうです。一方、かわいらしく思う親に対して故意的にかわいらしくふるまう末子は「親ってめんどくさいよね」と言うこともあり、親と濃密かつ愛情たっぷりに関係を作る一人っ子にとっては相性が悪いかも。マイペースで自分の関心、仕事に没頭する一人っ子は他の人と一緒に完結する仕事は中間子に任せて、といったように仕事面では良いコンビになれるかも。

付き合い方

マンツーマンの関係に強く、距離の取り方は独特。言いたいことは、はっきり伝えるのがコツ

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

一人っ子の付き合い方において大事なキーワードといえば、「ユニーク」です。

家庭において兄弟・姉妹がいない一人っ子にとって一人は普通。そのため人間関係への意識は希薄で苦手意識があります。親からの愛情も独り占めして育ったため、人との距離感の詰め方も独特なところがあります。そのため自分が認めた相手とは濃密な関係を築きますが、それ以外の人間関係はドライ。

しかし、素直な一面もあります。前述のように親から愛情をたっぷり受け取り、自分の思うことが尊重され自己肯定感たっぷりの一人っ子はまっすぐ育ちます。ただ、人間関係に疎いため、空気を読むとか非言語的なコミュニケーションが苦手。一人っ子を相手にする時は伝えたいことは言葉に出してちゃんと伝えるようにしましょう。

エモかった場面

こちらでは筆者が心揺さぶられた場面を紹介していきます。

もしかしたら読者の皆さんも共感できるところがあるかもしれません。

ちなみに筆者は4人兄弟の長男(全員男!)です。しかし、自分自身は長子以外にも末子と一人っ子の性格があるなあと思います。

この本によると、親が「きょうだいに上下関係をつけず、平等に接する」ことできょうだい型が希薄になることもあるらしく、まさに我が家がそうでした。

一方で、長子という側面以外にも、小さい頃、一人目の子として親と濃密に関わったところは一人っ子の側面を持っているなと感じます。また、両親とも末子で、両親が末子のやり方、パーソナリティで子供に関わってきたため、その性格が筆者にも影響しているんじゃないかなあとも思います。

このように自分が何型か、という以外にも「このタイプの考え方わかるな!」と共感することもあるでしょう。

読者の皆さん自身が何かを感じながら記事を読んでいただけると幸いです。

長子

社会に出てからも、その責任感と面倒見の良さはあまねく発揮されます。(長子)

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

小さい頃はこの言葉がよく刺さっただろうなあとは思います。当時は、筆者自身もよく親に弟の面倒を見てあげてね的なことは言われていたと思うので。そのため友達と遊ぶときは弟も連れて行ってあげたり、カードゲームのデッキ(自分が使うカードの束のこと)を作ってあげたりしていました。

しかし、大学に入ると周りにしっかりしていて面倒見の良い友達が多かったこと、親が末子同士だったこともあってか、面倒を見る、というよりは面倒を見てもらう、可愛がられることに幸せを感じることが多くなった気がします。

今は両方ともに気持ちがいくことが多くなりました。サッカーのコーチをやっている関係で小さい子供のケアをするっていうところでは長子的なパーソナリティが磨かれています。また、一緒に住む祖父祖母といるときは、孫という扱いで可愛がってくれていて末子のパーソナリティによっているかなとも思います!

末子

重苦しい雰囲気やもめごとを嫌い、面倒なことはできるだけ避けようとする。(末子)

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

これは親にも筆者自身にもまさに当たっているなあと思いました。

両親とも今回紹介した本を読んでいるのですが、まず一番最初に言ったことが、「もめごと嫌いなの、わかるわー。」でした。

確かに父は昔、父方の祖父と祖母が揉めている時、一目散に駆けつけてなんとかしようとしていました。(自分がなんとかしようとしているところは末子じゃなくて中間子や長子っぽいけど・・・)母も、自分の母親なのでこう言うとなんですが、誰とでも、いつでもニコニコしながら接していて、まるでもめごとの匂いがしません。

そんな二人の影響からか筆者も、もめごとが大嫌いです。口癖のように言っている気がします。もめごとがあると心がキュッとしまったような感じがして大嫌いです。

一人っ子

マンツーマンの関係にはめっぽう強く、信頼した相手とはベッタリ付き合います。(一人っ子)

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

筆者は前述のように一人っ子ではありませんが、家庭内における一番初めの子としてこの言葉が小さい頃は当てはまるなあと感じます。

3~5歳の頃、今も20何年と付き合いがある親友と出会うのですが、転校するまではいつもずうっとこの親友と一緒。家族同士、特に母親同士も仲が良く一緒にキャンプに行ったり、スキーに行ったりしました。転校後も仲が良く、当時はインターネットがここまで発達していたわけではないため、たまに電話があったりすると心が躍ってワクワク。まるで恋人のような付き合い方をしていたなあ。一人っ子の型がわかる気がします。

一方で、大学に入った時にできた友達のグループはみんな仲良く、グループの中では割とイジられ役だったため、皆に可愛がってもらったという感覚があります。そういったところでは末子の型がわかる気がします。

今はどちらの型も分かります。小さい頃の親友も大学時代の友達も付き合いがあるため、一対一の関係の良さもみんなと仲良くする良さもわかる気がしています。

中間子

中間子は、お金にシビア(中間子)

ところが、何かの拍子にとんでもない暴挙に出るのも中間子です。(中間子)

不機嫌な長男・長女無責任な末っ子たち 五百田達成より引用

これ、ハタから見ていてめっちゃわかると思いました。

前述のように筆者は祖父祖母と一緒に暮らしているのですが、両方とも、中間子なのです。

普段は牛乳パック、ビニール袋のひとつも見逃さないほど再利用にこだわっていて、ちょっとでも電気、水、ガスの無駄遣いをするとお説教、と言ったぐあいにお金にシビアです。

しかし、そんなお金にシビアな祖父なのに、どっちに転ぶかわからない博打、競馬が大好きなのです。ほんと、毎日のように暇さえあれば競馬!みたいな余生を送っています。これには「まさしくうちのおじいちゃんの話だ!」と、本を読んでいる時、思わず吹いてしまいました。

おわりに

いかがだったでしょうか?

人には必ず、兄弟型があり、その兄弟に合わせた対応をすれば人間関係が少しは楽になるのではないでしょうか?

兄弟ごとの特徴をまとめると以下の通りです。

長子→責任感と自尊心の強い生まれながらの「王様」

末子→ノリと愛嬌でしたたかに人生を謳歌する「アイドル」

中間子→繊細で複雑で感受性の高い「永遠の思春期」

一人っ子→人間関係オンチでマイペースな「帰国女子」

また、兄弟ごとの付き合い方におけるまとめは以下です。

長子→親しき仲にも礼儀あり

末子→交換条件を出して交渉

中間子→相手を尊重し、味方になる

一人っ子→言いたいことははっきり伝える

以上になります。本にはまだまだ今回紹介したものでは圧倒的に足りないことが書かれています。

兄弟別、具体的シーンにおける特徴や付き合い方。どんな時にどんな言葉をかけるか?兄弟別の例えや欠けているものなど。

正直、記事ではまだまだ読み足りないところがあると思います。ですので、ぜひ本を買っていただき、一読されることをおすすめいたします!それでは!

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