渋谷事変!五条悟が使った「0.2秒の領域展開」について まとめ

書評

今回は五条悟が使った0.2秒の領域展開についてまとめていきます。

単行本では何話?アニメでは何話?具体的にどういった場面?なんで0.2秒?使った後、どうなった?関連エピソードは?ネットではどう話題になってる?などの疑問に答する答えや感想を述べていくのでぜひご一読ください!

単行本何話?アニメでは何話?

単行本では11巻の第89話 渋谷事変⑦で描かれています。

アニメではシーズン2の9話 渋谷事変 開門で描かれました。

どういった経緯、場面で行われたのか?

記録ー2018年10月31日 19:00

東急百貨店 東急東横店を中心に半径およそ400mの「帳」が降ろされる

呪術廻戦10巻 芥見下々 より引用

2018年10月31日19時より渋谷にて一般人だけが閉じ込められる帳が降ろされます。(言い換えると術師は行き来が可能。)

中の一般人は帳の縁まで逃げ、口々にこう言います。「五条悟を連れてこい」と。

上層部は被害を最小限に収めるため、五条悟単独での渋谷平定を決定。

20時31分、五条悟が現着し、20時40分東京メトロ渋谷駅B(地下)5F(階)副都心線ホームにて特級呪霊の漏瑚、花御と脹相と遭遇。五条先生は周りにぎゅうぎゅうに詰められた人質をハンデに敵と交戦することに。

花御、漏瑚は「領域展延」を使い、五条先生の無下限呪術を中和し、本来なら当たらないはずの攻撃を当てようとするなどして攻めます。しかし、五条先生、華麗にこれをかわします。

と、同時に2回も遭遇するも逃げられてしまった花御に「まずはオマエから祓う」(呪術廻戦10巻 芥見下々 より引用)と五条先生は勝利宣言。

3対1の不利と思われる状況の中、少しでも隙を見せた花御に猛然と襲い掛かる五条先生。

あっという間に花御は祓われてしまったのでした。

この調子で次々に五条先生が敵を倒していくという展開になると思われましたが、特級呪霊、真人が電車に乗って到着。真人の能力で大量の一般人が改造人間(廃人、モンスターも同然。)にされ、電車から降り立ったのです。真人はその後も改造人間を量産。

自他共に認める現代最強の呪術師、五条先生相手には改造人間を作りつつ、人を盾にして攻撃するヒットアンドアウェイという汚い手を使うしかない漏瑚達を相手に、五条先生は遂に「0.2秒の領域展開」を使うのでした!

なぜ0.2秒だったのか?

結論を言うと、特級呪霊達から攻撃を受けるのを防ぎ、一般人も廃人にせず、かつ改造人間を一掃するためでした。

まず、読者の皆さんならご存知とは思いますが、一応、五条先生の領域展開、無量空処をおさらいします。

領域内にいる五条先生と先生に触れている人以外の生き物に、無限回の知覚と伝達を行わせ、脳にダメージを与えて、何もできずに廃人にしてしまう、というものでした。

使ってしまえば、一撃必殺にもなりうるので、呪霊相手にさっさと使ってしまえば良いじゃないか!と言いたくなるのですが、この領域展開を使うと、領域内、つまり周りにいる一般人も巻き込んでしまい。廃人にしかねないのです。

そこで0.2秒なら!となったわけです。

具体的な理由は3つです。

①呪霊達の動きを止められる

②この時間内なら、一般人がなんとか廃人にならずに済む

③この時間なら上記の条件を踏まえつつ、改造人間を一掃できる

このような経緯、理由で五条先生は「0.2秒の領域展開」を行ったのでした!

0.2秒の領域展開はどうだった?

結論を言うと、さすが五条先生!全て目論み通り上手くいきました!

0.2秒の間に副都心線地下5階に放たれた改造人間およそ1000体は、五条先生によって倒されたのでした。

また、領域展開に巻き込まれた一般人全員が、時間にしておよそ半年分の情報が脳内に一気に送り込まれ、立ったまま気を失うも、2月後には社会復帰を果たしました。

その後は?呪霊達と五条先生の戦いの結末はどうなった?

結論から言うと、花御を除き、呪霊達、敵サイドは倒されませんでした。しかもなんと!五条先生が封印されてしまったのです!

まず、五条先生が0.2秒の領域展開にて改造人間を全員倒しました。

その後の隙を狙われて、突如現れた夏油?(にしては額に縫い目があり不自然)に獄門疆を開門されたのでした。

ここで獄門疆を簡単に説明すると、ある条件により定員1名をこの箱の中に封印することができます。

封印の条件とは封印の対象者を獄門疆の半径4m以内で脳内時間1分、留めておかなければならない、というものです。

単行本 呪術廻戦0巻 最終話 眩しい闇にて五条先生が夏油にトドメを刺し、殺した場面が描かれています。

これにより、殺したはずの夏油?が五条先生の目の前に現れたことに五条先生は混乱。「偽物?いや正確に見分けることのできるこの六眼が否定している!じゃあこいつは何者だ!?」と。同時に頭の中を駆け巡るは3年間の青い春。

五条先生の頭の中ではとうに1分を過ぎているのでした。

獄門疆に捕まった五条先生は体に力が入らず、呪力も感じられず、の何もできない状態になってしまい、夏油?の「閉門」の掛け声により、封印されてしまったのでした・・・

関連エピソードってあるの?真人が0.2秒の領域展開!?

実はこの後、特級呪霊の真人が0.2秒の領域展開を真似します。

五条先生と特級呪霊の戦いの後、虎杖と真人が交戦します。

釘崎が真人に目の前で殺され、茫然自失する虎杖に容赦なく襲い掛かる真人。

猛然と襲いかかる真人を前に何もできずにボコボコにされる虎杖。

もうこれで終わりか、というところで東堂が現れます。

虎杖は東堂に叱咤激励され、戦意を取り戻します。

戦意復活した虎杖と術式、不義遊戯を駆使し、押しにかかる東堂。

東堂の術式がうざったく感じる真人は遂に0.2秒の領域展開を使います。

なぜ0.2秒かというと宿儺の怒りを買わずに東堂を倒そうとしたからです。

どういうことかというと、以前、真人は虎杖に向かって術式、無為転変を行い、虎杖の魂に触れました。と、同時にそれは虎杖の中にいる宿儺の魂に触れることにもなったのです。(呪術廻戦 4巻 第28話 殺してやる、より。)

宿儺はこれに激怒。1回目は許されましたが、立て続けに領域展開を行い、虎杖ならびに宿儺の魂に触れました。これにより、真人は宿儺から大ダメージを受け、痛い目にあったのでした。

宿儺の怒りを買わずに、必殺必中である領域展開を東堂に当てるために、以前、五条先生から受けた領域展開を参考にして0.2秒の領域展開を使ったのでした。

その後はどうなったかというと、東堂は片腕を失い、真人から黒閃をモロに腹にくらいます。

また、真人は自分の魂の本質を掴み、術式である無為転変により自分の魂を変化させ、「遍殺即霊体」となり、この戦いはラストスパートへと向かっていくことになります。

なんj(ネット掲示板)ではどう話題になってる?

0.2秒の領域展開とネットで検索すると「0.2秒の領域展開 なんj」(なんでも実況ジュピターの略。掲示板サイト。様々な名言やネットスラングが生まれる場になっている。)という候補が出てきます。

検索する人がなんjというサイトで0.2秒の領域展開がどう話題になっているのか?なんjで造語ができていないか?という意図で検索している意図が伺えます。

しかし「0.2秒の領域展開 なんj」で調べてみてもそれらしい情報は出てきませんでした。

また、なんjの中でも検索しても話題になっておらず、情報はありませんでした。

このエピソード読んでみてどう?感想は?

実際、筆者がこのエピソードを読んでみると、胸アツでした。

現代最強の術師、五条先生の圧倒的強さが終始描かれていて、特級呪霊達が優勢になったのではないかという場面でも、0.2秒の領域展開を行うことで実際には特級呪霊達は優勢になれませんでした。

特に「この程度で僕に勝てると思ってる脳みそに驚いたって言ってんだよ」(呪術廻戦10巻 第84話 渋谷事変②より引用)というセリフにはシビレれました。

渋谷駅地下でぎゅうぎゅうに詰められた人達がいるせいで、五条先生は必殺必中、奥義ともいえる領域展開を使えないのではないか、という状況で高らかに勝利宣言する余裕にかっけええええと感嘆しました。

他にも黒幕の幹部とも言える花御をほんのわずかの隙を見つけて圧倒し、すぐさま倒してしまうところとかも五条先生の圧倒的強さを感じましたね。

おわりに

いかがだったでしょうか?

今回の記事をまとめると、

①どういった場面で使われたか?

特級呪霊達が優勢かと思われた中。状況を覆すため。

②なぜ0.2秒だったか?

一般人に致命傷を与えずに、特級呪霊を止めつつ、改造人間を処理するため。

③関連エピソードは?

真人が後に虎杖、東堂戦にて真似した。宿儺の怒りを買わずに東堂を倒そうとしたため。

④なんj(ネット掲示板)ではどう話題になってる?

話題にはなっておらず、特に情報はなかった。

⑤感想は?

五条先生の圧倒的強さに終始、シビレた。

の5つです。

渋谷事変編では0.2秒の領域展開の後に五条先生が封印されてしまいます。

人間側の最強、切り札的存在の五条先生が一時退場なのか、退場なのかこの時はわかりませんが、いずれにしろ人間側の大ピンチです。

この後、人間側はピンチをどう切り抜けていくのか?ぜひご自身の目で見届けてください!

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それでは!

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